中綴じ冊子について
中綴じ冊子とは、印刷した用紙を重ねて中心を折り曲げ、折った部分を針金や糸で綴じる製本方法です。用紙の中央を留めるだけで製本ができることから、工数が少なく低コストで製本できるメリットがあります。無線綴じとは異なり、ページ全体を開くことができるため、印刷できる範囲が広い点が特徴です。一方、ステープラーや糸で紙を留める製本方法が多いことから、綴じることができるページ数には限界があります。また、折り曲げて製本するため、小説やビジネス書のようにタイトルを記載できる「背」が形成されません。
いろぷりこらむでも
中綴じ冊子についてご紹介していますので、ご参考ください。
中綴じ冊子のサイズと用途
中綴じ冊子はページ全体に印刷ができ、開きっぱなしにできることから、会社案内やパンフレット、カタログなどに用いられます。対応サイズは121×120mm / A6 / A5 / A4 / B6 / B5のほか、これら以外のサイズでも製本が可能です。ページ数は8ページから64ページまでであることから、比較的ページ数が少ない冊子が対象となります。上記より、ページ数が少ない冊子を低コストで大量に製本したい方におすすめの製本方法といえます。
中綴じ冊子の種類
中綴じ冊子の種類については以下の通りです。
・中綴じ冊子
会社案内やパンフレット、カタログなどに適した製本方法であり、中央を針金で綴じて製本します。
・中綴じ冊子 / オンデマンド印刷
簡単な資料や社内マニュアルなど、少しだけ必要な冊子を製本したい場合におすすめです。
・【観音表紙】中綴じ冊子
表紙や裏表紙の横に折り返しのページが付属する中綴じであり、両開きの観音のほか片開きの片観音タイプがあります。
中綴じ冊子印刷のよくある質問
表紙と本文で別の用紙を選択することは可能ですか?
可能でございます。価格表ページの「4:用紙」にて「本文と表紙を別にする」にチェックを入れてください。表紙の用紙、表紙の色数についての選択項目が出てきます。尚、チェックを入れると表紙分の4ページは自動加算されますので、「3:印刷仕様」では 本文のページ数をご選択ください。
冊子のデータは中綴じ用の面付けで作成しなければならないですか?
単ページまたは見開き状態の2ページ分で作成してください。どちらから開くのか、何ページにあたるデータなのかを明確にご指示ください。面付けは弊社で行いますのでご安心ください。
ページ数はどのように数えたら良いですか?
閉じた状態のサイズを1ページとして数えます。表紙のページ数は合計で4ページとなります。
・おもて表紙(表1)
・おもて表紙の反対面(表2)
・裏表紙の反対面(表3)
・うら表紙(表4)